【モザイクパネル(デザインコンクリート)】　広島県　庄原市立小奴可（おぬか）小学校　清水尚子校長先生　

庄原市立小奴可(おぬか)小学校は、白滝山や猫山を始めとする１０００メートル級の山々に囲まれ、全校児童２８名が元気に学ぶ学校です。

この度、広島県の呼びかけで、鳥取県と広島県を結ぶ三国山トンネルの広島県側の入り口を飾るレリーフ作りに取り組みました。
デザインは高学年が担当しました。農道の意義をふまえながら小奴可らしさを出そうと、いろいろ考えをめぐらせた結果、特産のりんごの気球に、和牛と鶏が乗り、小奴可の名所要害桜と虹のかかった空を渡り消費者の元へ、そして未来へ向かって飛んでいく様子を表したデザイン画ができ上がりました。
３月１７日には、全校生徒で、木とゴムで作った型枠に色とりどりの色石をはめ込む作業をしました。
時間ほどで出来上がりましたが、卒業を目前にした６年生は「とてもいい記念になった。」「小奴可の名産品をたくさんの人に知ってほしい。」とたいへん喜んでいました。
このような、めったにない機会をいただいたことに心より感謝いたします。