暗渠/ボックスカルバートの種類・設計条件

2016.07.08
暗渠/ボックスカルバートの種類・設計条件

郡家コンクリートでは、土木や建築など、広範囲に渡って活用できるボックスカルバートの製造、販売を行っています。

 

 

 

【ボックスカルバート/暗渠 ボックスカルバートの製品紹介ページはこちら】

 

 

◆ボックスカルバートとは?

ボックスカルバートとは、人工的に作られた横断面が四角い構造物(函渠)の一種で、地中に埋められ(暗渠)、水路や通信線の収容などにも使用できるプレキャストボックスカルバートです。

河川と道路が交差する部分で、河川の水道の妨げにならないよう道路下に暗渠として設置したり、山間部の排水路や公共下水道、共同溝、地下道など、広範囲に渡って活用できます。

 

 

◆ボックスカルバートの特長

・従来現場打ちされていたものをプレキャスト化することで、製品を据え付けるだけとなり、工期短縮が図れます。

・工場で生産するため、均一で同一の製品が完成します。

()日本道路協会「道路土工カルバート工指針」に準拠して設計しています。

・製品同士の一体化に「通常敷設型」「縦方向敷設型」「可とう継手」など、現場状況に応じて最適な施工方法を選択することができます。

 

※下記トピックスで施工方法についてご紹介しています。


【トピックス 「【ボックスカルバート/暗渠】ボックスカルバートのご紹介」はこちら】

 

・斜切製品や開口製品も可能で、設計条件に合わせて対応します。

 

 

◆ボックスカルバートの規格・種類

1.道路埋設指針標準型(社団法人 日本下水道協会認定資器材)

 全国ボックスカルバート協会が、()国土開発技術研究センターに委託し、道路土工指針等に対する補助的指針として位置づけられる「鉄筋コンクリート製プレキャストボックスカルバート道路埋設指針」が作成され、ボックスカルバート協会ではこれに準拠したボックスカルバート協会規格を制定しました。(平成104月にボックスカルバート協会では、道路構造令の改訂に伴い、道路埋設指針の内容が変更され、それに準拠しています。)

※寸法 内幅600mm×内高600mm×長さ2000mm(参考重量:2000kg)から取り扱っています。

 

2.Nタイプ

形状寸法は埋設指針標準型と同じですが、材料強度、配筋が異なる当社の独自規格で、外圧強度は、(社)日本下水道協会Ⅱ類認定資器材(道路埋設指針標準型)とほぼ同等です。

現場の状況により、規格外の製品を必要とする場合があります。

その際、Nタイプの豊富な寸法で対応ができます。

※寸法 内幅500mm×内高500mm×長さ2000mm(参考重量:1260kg)から取り扱っています。

 

3.特注対応規格

(社)日本下水道協会(道路埋設指針標準型)・Nタイプでは対応出来ない規格寸法や設計条件にも対応します。

 

詳しい規格・寸法・重量についてはカタログをご覧ください。

 

【ボックスカルバート/暗渠 ボックスカルバートのカタログはこちら】

 

※製品構造図のCADデータが必要な場合はお気軽にご連絡ください。

 

 

◆ボックスカルバートの設計条件

 

活荷重

 

T-20

T-25

土かぶり範囲

 

最小

最大

最小

最大

種類

 

道路埋設指針標準型

0.2m

3.0m

0.2m

3.0m

(日本下水道協会認定)

0.2m

3.0m

Nタイプ

0.2m

3.0m

0.2m

3.0m

特注対応規格

設計条件に合わせて設計します

 

★土被りとは

 土被りとは、トンネルや暗渠などの地中に埋設される構造物の天端部分から地表面までの土砂や岩盤の厚さのことです。

 

ボックスカルバートは、車の重さ(荷重)と、土被りにより設計条件が異なりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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