
郡家コンクリートでは、河川の護岸工事に使用できる護岸ブロックの製造、販売を行っています。
今回は多種多様な護岸ブロックについてご紹介します!
◆護岸とは?
護岸とは、河岸や河川の堤防が流れによって崩壊するのを防いだり,海岸で波浪や高潮,津波によって地盤や堤防が浸食されるのを防だりすることをいいます。
字の通り『岸』を『護る』為のものです。
水際にコンクリートブロックや捨石を置き、護岸の役割をさせることもあります。この時に使用されるコンクリートブロックを護岸ブロックと呼びます。
◆各種護岸ブロックのご紹介
護岸ブロックには周りの景観との調和を考えた植生タイプブロック、護岸だけでなく道路や造成、民間工事で田畑の境界として幅広く使える積ブロック、河の生き物に配慮した環境保全タイプブロックなどがあります。
~『植栽ブロック』~(植生タイプ)
◆規格表
呼び名 | 幅(B) | 長さ(L) | 厚さ(t) | 参考重量 |
底アリ 基本型 | 1000 | 1000 | 300 | 400 |
底アリ 半型 | 500 | 1000 | 300 | 220 |
底ナシ 基本型 | 1000 | 1000 | 300 | 290 |
底ナシ 半型 | 500 | 1000 | 300 | 165 |
※規格寸法の詳細はこちらのPDFをご覧ください
◎施工方法
(1)のり面を所定の勾配に整地し、必要に応じて吸出し防止材、または裏込め材を敷設します。
(2)施工金具をブロックに装着し、クレーンで吊り上げ、のり面に敷設します。
(3)ブロック相互を連結金具とガイドピンで一体化し、客土又は砂利を間隙間に充填します。
◎特徴
植生タイプとは、ブロック表面を植物が繁茂して覆い隠す(法覆工)ので、周囲と調和をとることができ、
植物が繁殖することでより強固な安定した植生護岸が作れます。
大型のブロックをガイドピンで止めて使用することで、施工も早くて安全です。
~『間知ブロック』~(積ブロック)
◆規格表
呼び名 | 幅(B) | 長さ(L) | 厚さ(t) | 参考重量 |
基本型 | 420 | 280 | 350 | 42 |
※規格寸法の詳細はこちらのPDFをご覧ください
◎施工方法
①基礎砕石を敷きます。
②基礎コンクリートを打設します。
③間知ブロックを積んでいきます。
④積んだブロックの裏に、裏込めコンクリート、裏込砕石、胴込めコンクリートを重鎮します。
※③、④を繰り返します。
⑤天端まで施工完了後、天端コンクリートを打設します。
◎特徴
護岸ブロックとして、河川はもちろん、道路・造成・田畑の境界など、擁壁として多彩な積み方ができる昔ながらのオールマイティーなコンクリートブロックです。
公共工事から民間工事までお使い頂けます。
~『BGウォール』~(環境保全タイプブロック)
◆規格表
呼び名 | 幅(B) | 長さ(L) | 控長 | 参考重量 |
基本型 | 1248 | 500 | 750 | 410 |
基本 半型 | 623 | 500 | 750 | 190 |
※規格寸法の詳細はこちらのPDFをご覧ください
◎施工方法
(1)基礎コンクリートを打ちます。
(2)ブロックを所定の位置に移動し、通り・高さ・勾配を合わせ設置します。
(3)1段目のブロックを横方向に設置します。(製品の連結は専用の接続プレートとボルトを使います)
(4)ブロック背面に吸出し防止材を設置し、裏込め砕石等を充填します。
(5)中詰石等をブロック内へ充填します。
(6)2段目以降はブロックを千鳥に設置していきます。
※(6)を繰り返します。
(7)所定の数ブロックを設置後、天端ブロックを設置します。
◎特徴
ブロック内部に土砂体積部を設けることにより、植生機能の回復を促進する環境保全ブロックです。水面下は魚巣ブロックを使用することで水生生物の生育にも役立ちます。
1:0.3~1:1.0の法面勾配にも使用することができます。
このように特徴がそれぞれ違う為、現場によって使い分けができます。
こんな時はどのブロックがよいの?や、もっと詳しく製品の特長を知りたい!など、どんなことでもお気軽にご相談ください(^^)!!
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