
◆プレキャストガードレール基礎とは
車両が通行中に道路から外れた場合や人的被害が発生する恐れがある場所に、ガードレールやガードパイプなどの防護柵・転落防止柵が設置されています。
その防護柵を設置する際に使用するのがガードレール基礎で、ガードレール基礎をプレキャスト化したものが、プレキャストガードレール基礎です。
プレキャスト化することで、現場打ちに比べ工期短縮になります。
◆プレキャストガードレール基礎 プレガードⅡの特長
プレガードⅡは、「車両用防護柵標準仕様・同解説」「道路土工―擁壁工指針」の基準改定に伴って開発されたプレキャストガードレール基礎です。
・国土交通省の新技術の活用、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的としているデータベースシステム
『新技術情報提供システム(NETIS)』に登録されています。
・農林水産省農村振興局新技術導入推進農業農村整備事業に登録(プレキャストガードレール工法)
現場打ちの防護柵基礎(ガードレール基礎)と比較した場合、大きく3つの特長があります。
①施工性・環境性に優れます
・7割の工期短縮
・L型擁壁の背面に設置した場合は調整コンクリート不要
・軽量だから小型機械で施工可能
・現場打ち型枠不要による廃棄物処理が減少
・工期短縮、施工機械半減によるエネルギー抑制
・カーブ施工及び縦断施工が可能
②経済性・安全性に優れます
・現場打ち構造と同等以下の経済性です
・連結による一体化で軽量化を実現しました
・静物実物大実験により性能を確認
・設置時の効率アップ
③維持修繕にも最適です
・既存擁壁のガードレール取替え時に天端から0.5mの修繕で対応可能
・プレガードの取替えが発生した場合は部分的な取替えが容易
◆プレキャストガードレール基礎 プレガードⅡの寸法・規格・重量
<参考図面>
※ガードレール基礎 CADデータが必要な場合はお気軽にご連絡下さい。
<寸法・規格・重量> 単位:mm
| 底版幅 B |
b1 | 部材厚さ t1 | 部材厚さ t2 | 部材厚さ t3 | 部材厚さ t4 | 全高
H | リブ長 LB | 長さ
L | 長さ
L1 | 長さ
L2 | 支柱 穴径 φ | 参考重量 (kg) |
BC-8 | 1200 | 245 | 80 | 80 | 112 | 80 | 480 | 400 | 2000 | 1900 | 1900 | 175 (185- 165) | 781 |
BC-10 | 1100 | 1906 | 743 | ||||||||||
BC-12 | 1000 | 1913 | 705 | ||||||||||
BC-14 | 900 | 1919 | 666 | ||||||||||
BC-16 | |||||||||||||
BC-18 | 800 | 1925 | 630 | ||||||||||
BC-20 | |||||||||||||
A-8 | 1500 | 220 | 120 | 120 | 152 | 120 | 520 | 500 | 2000 | 1900 | 1900 | 200 (210- 190) | 1266 |
A-10 | 1300 | 1909 | 1152 | ||||||||||
A-12 | 1200 | 1914 | 1095 | ||||||||||
A-14 | 1100 | 1918 | 1037 | ||||||||||
A-16 | |||||||||||||
A-18 | 1000 | 1923 | 980 | ||||||||||
A-20 |
※適用条件
A種(A-8~A-20)→高速自動車国道・自動車専用道路
B種・C種(BC-8~BC-20)→その他の道路(国道や県道・農道など)
プレガードⅡは、L型擁壁の上部やブロック積みの上部など、様々な上部に設置可能です!
・ブロック積上部
・L型擁壁上部
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