土木工事や建設現場などで、『現場打ち』や『プレキャスト』という言葉をよく使いますが、詳しくご存じでしょうか。
今回は、コンクリート製品の現場打ちとプレキャストについてご紹介します。
◆コンクリート製品の現場打ちとプレキャストの違いとは?
コンクリート製品の『現場打ち』と『プレキャスト』の違いについてご紹介します。
現場打ちとは、土木工事や建設現場などで木製や鉄製の型枠を組み、必要であれば鉄筋を組み込み型枠の中にコンクリートを打設し固めることで、現場でコンクリート製品を完成させることです。
プレキャストとは、コンクリート擁壁や積みブロック、U字側溝、集水桝などの工事で使用する製品を工場(コンクリート2次製品の工場)で製造することです。
現場で打込む必要もなく、スムーズに施工ができます。
また、製作ヤードも必要ありません。
場所や製品など、現場状況によっては現場打ちが良いこともありますが、プレキャスト化することで多くのメリットがあります。
◆プレキャスト化のメリット
例えば、こおげコンクリートで製造・販売している外フラット式マスだと、従来現場打ちされていた集水桝をプレキャスト化することで、たくさんのメリットができました。
・工場で製造するため、天候に左右されることなく高い品質・高い強度の製品を提供できる
・型枠のゴミや型枠工不足の解消
・同じ型枠を使用するので、同一製品を製造することが可能
・工場で製造された製品を運搬し、設置するだけなので工期短縮に
・製作ヤードが不要
◆コンクリート製品のプレキャスト化のデメリット
・現場に必要な規格の製品が無い場合もある
・現場が小規模で製品が少ない場合、運搬費などで現場打ちをするよりも経済的に優れない場合がある
◆現場打ちのプレキャスト化を行ったお客様の声
【アートスラブ(床版)】 滋賀県守山市 理想都市計画株式会社様
当初は、現場打ちでの床版を考えていたが、琵琶湖の水質汚染が懸念されるためプレキャスト製品で検討をすることにした。......
今回は、コンクリート製品の現場打ちとプレキャストについてご紹介しました。
プレキャスト化することで多くのメリットがあり、おすすめです!
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