プレキャストL型擁壁 KOOGE-WALLの重量・規格

2016.07.22
プレキャストL型擁壁 KOOGE-WALLの重量・規格

郡家コンクリートでは、道路や造成、田畑の境界に使用できるプレキャストL型擁壁『KOOGE-WALL』を製造・販売しています。

 

 

L型擁壁【KOOGE-WALL】の製品紹介ページはこちら】

 

擁壁とは、土を切り取った崖や盛り土・切り土を守るための壁状の構造物のことをいいます。

コンクート擁壁は、様々な条件によって種類が異なります。(空積み式擁壁、練り積み式擁壁、重力式擁壁、もたれ式擁壁、プレキャストL型擁壁など)

擁壁の種類の中でもプレキャストL型擁壁は、底版の上に乗る土の重量も含めて背面の土の圧力を支える擁壁です。

二次製品なので施工が早く、鉄筋コンクリートで壁厚を薄く出来るため、用地の確保がしやすいのが特長です。

 

その他擁壁の種類や擁壁については

 

【トピックス『コンクリート擁壁の種類と施工方法』】

【トピックス『土留めと擁壁とは?』】

 

をご覧ください^^!

 

◆プレキャストL型擁壁 KOOGE-WALLの特長

従来のL型擁壁の擁壁設計は、『試行くさび法』ですが、郡家コンクリートのKOOGE-WALLは、『改良試行くさび法』を適用しています。

 

改良試行くさび法は、従来のL型擁壁に比べ底版幅を820%小さくできるため、製品の軽量化によるローコスト化にもつながり、経済性・施工性に優れています。

 

・車道部用、歩道部用ともH500H3000まで100mm刻み、26サイズを取り揃えています

・土圧理論に改良試行くさび法を適用することで、軽量化を図っており、経済性・施工性に優れています

・支持地盤が粘性土でも適用が可能です

・底版幅が従来のL型擁壁に比べて小さいので、基礎工や床掘りの規模が軽減されます

・道路が曲線であっても適用が可能です

・リブ構造でないので、任意の長さの短尺製品が製造可能です

・製品間を連結金具で結合するので、沈下による段差や目地違いを防止できます

・コーナー対応の製品もご用意しています

 

 ・表面はハツリ模様です

表面拡大'

 

 

◆プレキャストL型擁壁 KOOGE-WALLの重量・規格

 KOOGE-WALLは規格が2種類あります。

・車道部用(S-10)...擁壁上部に車などの荷重がかかる場合

・歩道部用(S-3.5...擁壁上部に荷重がかからない場合(車道部に比べ、底版が短い)

 

 <標準図>

 

 

<車道部用>

H(mm)

B(mm)

t1(mm)

t2(mm)

t3(mm)

e(mm)

r(mm)

L'(mm)

f(mm)

x(mm)

y(mm)

質量(kg)

500

450

70

70

70

0

150

1,976

300

130

153

332

600

500

70

70

70

0

150

1,973

300

137

184

385

700

550

70

70

70

0

150

1,970

300

144

215

437

800

600

70

70

70

0

150

1,966

500

152

247

490

900

650

70

70

70

0

150

1,963

500

160

279

541

1,000

700

70

70

70

0

150

1,960

500

168

311

593

1,100

750

70

78

100

100

150

1,971

500

183

328

778

1,200

800

70

77

100

200

150

1,969

500

190

355

834

1,300

900

70

73

100

300

150

1,964

500

212

377

905

1,400

950

70

72

100

400

150

1,962

500

219

406

958

1,500

1,000

70

70

100

500

150

1,960

500

225

435

1,007

 

<歩道部用>

H(mm)

B(mm)

t1(mm)

t2(mm)

t3(mm)

e(mm)

r(mm)

L'(mm)

f(mm)

x(mm)

y(mm)

質量(kg)

500

350

70

70

70

0

150

1,981

300

98

167

297

600

400

70

70

70

0

150

1,977

300

106

199

350

700

450

70

70

70

0

150

1,974

300

114

231

402

800

550

70

70

70

0

150

1,967

500

136

255

472

900

600

70

70

70

0

150

1,963

500

144

287

525

1,000

650

70

70

70

0

150

1,960

500

152

320

576

1,100

700

70

80

100

100

150

1,971

500

169

335

760

1,200

750

70

78

100

200

150

1,969

500

176

363

814

1,300

800

70

77

100

300

150

1,967

500

184

391

868

1,400

900

70

73

100

400

150

1,962

500

205

413

940

1,500

950

70

72

100

500

150

1,960

500

212

442

993

 

※車道部・歩道部のH1600H3000の詳しい寸法は、カタログをご覧ください。

 

L型擁壁【KOOGE-WALL】のカタログはこちら】

 

※構造図のCADデータが必要な場合はお気軽にご連絡下さい。

 

 

プレキャストL型擁壁 KOOGE-WALL 施工方法・根入れ

KOOGE-WALLの施工方法>

①床掘を行います

②基礎砕石・基礎コンクリート(均しコンクリート)・敷モルタルを敷設

③製品据え付け

その後、根入れを確保し、製品天端まで埋戻します。

※根入れは現場条件、製品高さによって30cm~50cm以上確保して施工してください。

 

 

◆プレキャストL型擁壁 KOOGE-WALL 上部にガードレール設置可能!

KOOGE-WALLは、ガードレール基礎の下部擁壁として利用できます。

 

<設置基礎標準図>

※設置条件は現場の設計条件により異なります。

 

【ガードレール基礎 プレガードⅡの製品紹介ページはこちら】

 


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