コンクリート2次製品の作り方

2017.03.10
コンクリート2次製品の作り方

郡家コンクリートはU字溝(U型側溝)や、可変側溝、コンクリート擁壁、積みブロックなど、様々なコンクリート製品を製造しています。

 

<製造(コンクリート打設)風景>

 

そもそも、

『コンクリート2次製品ってどうやって作られているの?』

と思ったこと、ありませんか?

 

今回は、コンクリート2次製品に使われる材料や、製造の様子をご紹介します☆

 

 

◆コンクリート2次製品って?

コンクリート2次製品とは、コンクリートを原材料として作られ、工場で製造した製品のことをいいます。

(プレキャストコンクリートともいいます)

道路側溝(U字溝)、水路(大型フリューム)、集水桝、L型擁壁や積みブロックなど、様々な種類の製品があり、用途や現場によって、現場打ちではなく完成した製品で施工することができます。

現場打ちに比べ、工場で製造することで同一の製品ができ、また型枠が不要になるので製作ヤードや型枠材が削減されます。

 

◆材料はどんなものを使用するの?

製品を製造するには生コンクリートが必要になります。

生コンクリートの材料は

①セメント

②水

③骨材

④混和剤

が主な材料です。

 

①セメント

セメントはコンクリートの主原料です。

水と混ぜ合わせることで化学反応が起こり、徐々に固まってきます。

セメントにも種類があり、早い時間で固まる早強セメントなどがあります。

 

②水

水はコンクリートが固まる為には必要不可欠な材料です。

上下道水や地下水などが用いられ、「セメントの硬化に悪影響を及ぼさないこと」などの品質が求められます。

 

③骨材

骨材は、砂や砂利などをコンクリートを作る際に一緒に混ぜ合わせることで、耐久性が高くなります。

様々な試験(ふるい分け、吸水率など)に合格した骨材のみが使用されます。

骨材も砂利・砂などがあり、大きさも様々です。

※郡家コンクリートでは、『鳥取県グリーン商品』に認定されている【ナスサンド】を配合しています。ナスサンドとは。リサイクルできずに埋立て処分されていたガラス瓶等をリサイクルし、骨材の一部に置きかえて使用しています。(Rブロック)

 

 

④混和剤

混和剤は、コンクリートなどに特別の性質を与えるために加えられるセメント、水、骨材以外の材料のことです。

 

 

これらは配合を変えることで、それぞれの製品にあった強度のコンクリートをつくることができます!

 

 

◆製造工程

①材料を練る

②型枠・清掃組立(アンカー・鉄筋など)~コンクリート打設

③上面仕上げ(コテ仕上げ)

④蒸気養生

⑤製品脱型

の順番で製品が製造されます。

製造された製品は、

配筋検査・寸法検査・圧縮強度試験 など、品質管理を行い、出荷されます。

 

<脱型風景>

 

詳しくは

⇒ 【トピックス コンクリート2次製品ができあがるまで はこちら】


をご覧ください。

 

 

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